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農業インターンシップを体験して

9月23〜25日までの3日間、農業インターンシップの受け入れで学生さんが農業体験に来られました。

今まで農業はほぼ未経験で、もちろんパセリやラディッシュの畑を見るのも初めてだったそうです。きっかけは「ご友人が農業体験をしてとても面白そうだったから」とのこと。農家としては嬉しいですね!

農業体験後に感想を聞いてみました。

  1. 1番楽しかった仕事は?

ラディッシュを収穫し、出荷する状態にまでした作業が楽しかったです。

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  1. 1番大変だなぁと思った仕事は?

季節や天候、虫の影響で、どれぐらい出荷できるか左右されることが、話を聞いていて難しいところだと感じました。

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  1. 研修で学んだことを今後どう活かしたいですか?

農業の現場を実際に見て、農家さんの思いを知れたことで、地域に密着できるような仕事がしたいと思うようになりました。

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  1. 感じた事や全体を通じての感想などをどうぞ。

減農薬・減化学肥料栽培を行われており、安心・安全なものをつくりたいという思いが強く伝わってきました。また、農業を行う上では、化学、生物、土壌、経営、広告、マーケティングなど、様々な知識が必要であることが分かりました。

作物の収穫から調整作業、出荷まで一通りの作業をしてもらいました。袋詰が終わったら満面の笑みでとても嬉しそうでした。

農業業界では普通の話題も、彼女には全く未知の世界でその都度メモを取る勤勉さ。とても真面目に頑張ってくれていました。

私たちも学生さんから違う視点を教えてくれると学びがあります。お客様がどんな事を考えているのか、どういったものを求めているのか客観的に見ることができるからです。

今回の農業インターンシップは あい旅 さんからの斡旋で実現いたしました。私たちもとても貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。お問い合わせは あい旅 までお願いいたします。

想咲鉄板 薩摩さんにてパセリディップ 〜生産者の想いを込めて〜

天文館 ホテル・レクストン鹿児島内にある、想咲鉄板薩摩(そうさくてっぱんさつま)さんへ行ってきました。

こちらでは「鹿児島にこだわり抜いた、ストーリーのあるお店を作りたい。料理も、器も、可能な限り全て。」をコンセプトに創作鉄板焼きのお料理を提供されています。

出されるお料理全て、美味しく見た目にも楽しめ、とても多幸感溢れる時間を過ごせました。

このご縁は実はInstagramで相互フォローして頂いてから。

先日、私たちの「かごしまパセリのディップ」を召し上がってくださり、ご感想を頂き、私達もぜひディップを使ったお料理を食べてみたいと伺ったのでした。

店長の若松料理長は選りすぐりの地元食材を大切に調理してくださり、

「情熱溢れる生産者が生み出す素晴らしい食材、その想いと料理人の想いをしっかりのせてお料理を提供しています」と。

私たち生産者は正直、口下手な方々が多い業界ですが、愛情込めて農産物を作っている方がほとんど。

このように汲み取ってくださる家庭も含めた料理人たちに調理してもらい、美味しく召し上がって頂く事が1番の願いです。

ありがたく鹿児島の幸をいただきました。

写真は「本日の一皿 包み焼き甑島産赤アラのブイヤベース風 吉野『マルタカ菜園』のパセリディップとご一緒に!」

コンソメスープにのせて食べた経験がありますが、このブイヤベースに入れてみるのも最高!魚介類にもパセリディップは合うので味もですが、鼻に抜ける香りも堪能できるお料理。濃厚なお出汁にマッチしていました。

その他にもアンチョビに混ぜたものを頂いたり、パセリディップの可能性がさらに広がりました。

作ってるばかりだと思い込みで走ってしまうこともありますが、このように使う人、食べる人の気持ちに立ってみるって大切ですね。

視覚も味覚もですが、さまざまな想いを交換できて、とても良い体験になりました。

若松料理長ありがとうございました!

販売店舗増えました

先にInstagramにてお知らせしておりますが「かごしまパセリのディップ」の販売店舗が増えました。

  • おいどん市場谷山館
  • おいどん市場与次郎館
  • 農産物直売所ごしょらん

上記店舗にてお取り扱い中です。

こちらを使ったレシピはレシピページにてご紹介いたします。ぜひ一度お手に取られてみてください。

堆肥を施す

パセリの種まきを行う予定のハウスで堆肥ふりを行いました。

畝立てをする予定なのですが、通路部分に堆肥を施すと通路部分の堆肥はパセリに吸収されず残る可能性があります。

露地栽培の場合はここまで気にする必要もないと思います。

私たちの圃場はハウスなので、全面に堆肥を振ると数年後に明らかに土壌の肥料成分が変わってきます。

肥料成分がところどころで変わったりすると後々栽培するときに生育に差が出たり、病気になりやすくなってきます。

そのため、通路部分には振らず、土壌に負荷もかけないようにしていきます。

この堆肥は有機栽培でも使える堆肥を使っています。環境に配慮しながら、営農していくことが大切だと思っています。

殺生について

試験栽培中のケールがありまして。。。

そこにモンシロチョウなどがついてしまい、大繁殖しています^^;

普段見るだけなら「あら、かわいいモンシロチョウ♪」となりますが、うちの栽培作物に付いてしまったなら話は別です。

虫取り網で追っかけて捕まえて殺生することになります。

現在このハウスは修理中でサイドの網もありません。外に出してもすぐ入ってきてしまいます。

仕方なく潰します。

むごいなーとかかわいそうだと思いますか?生きるためには必要なことだと思いますか?

正解はわかりません。でも私たちも食べ物を作って食べて生きているので、必要な作業だと思ってやっています。

生命をいただいているのだなとひしひしと感じます。今日もしっかり手を合わせて「いただきます」を言いたいと思います。

そして早くハウスも修理しないと!台風来ちゃいますからね〜。

今日はちょっと宗教的?哲学的?なお話でした!

長年の経験、そして農家の課題

うちの母です。

かれこれ50年以上、ラディッシュやパセリなどを作ってきました。

朝から晩まで畑仕事、80歳過ぎても頑張っているのはこの仕事が好きだからだそうです。

そんな母の手は黄金の手。

ラディッシュには育ちが早すぎると「鬆(す)」が入ります。すると、母はかなりの確率で鬆入りのラディッシュを当てます。

私はまだまだその感覚はわかりません。長年の感なんですね。

昨今の農業はIOTやらロボットやら活躍しています。

しかし、うちのように小さな農家ではこのような非破壊検査ができる機械の導入は金額的に難しいため、このように人の感覚に頼るしかありません。

うちの周りではこのような農家が殆どです。機械に頼れるのはほんの一部分で、あとは人の手が必要になります。

農家の数も年々減っているので、本来ならば最新技術を使えたらよいのですが…。難しい課題です。

直売所向け野菜〜ニラ編〜

まだ試験的な栽培ですが、ニラに挑戦しています。

ニラは切ったらすぐ伸びてきてくれてありがたいのですが、栽培中の害虫対策と調整作業がちょっと大変…

慣れればすぐなのでしょうけど、1つ1つ毟っていくのも一苦労ですね。

うちの場合、ニラにはスリップス(アザミウマ)という虫がついて、葉の汁を吸い、白い斑点をつけてしまいます。

すると商品として売れなくなるんです。

見た目の問題と酷くなると食感も悪くなるからお客様には出せません。

お客様に美味しく食べてもらえるレベルになったら出荷する予定です。

直売所で販売中!(サンチュ編)

直売所で人気のサンチュ🥬

葉も柔らかく甘みもあり、食べやすい野菜です。

よく食べられるシーンと言えば焼肉をサンチュに巻いて食べる風景ですが、それ以外の食べ方もあります。

レタスの仲間なので刻んでサラダにしてもいいですし、生春巻きの中に入れたり、しゃぶしゃぶと一緒にサッと湯にくぐらせてたり、炒めて炒飯にしてもいいですね😋

昔はお浸しで食べていたとも言われています。

栄養素はβカロテンやカリウム、ビタミンKが豊富。

お子さんにも食べてもらいやすいのでおすすめです😊

直売所で販売中!(小松菜編)

うちの直売所主力商品の小松菜です🥬

以前から出荷はしていたのですが、ご紹介が今になってしまいました。

βカロテン、カルシウム、カリウムが豊富で特に体の組織を作るのにβカロテンは欠かせない栄養素なので積極的に摂りたい栄養素ですね。

鹿児島市内にある、吉野町の農産物直売所ごしょらん、おいどん市場谷山館、七ツ島ふるさと物産館、Aコープ桜ヶ丘店にて販売中です😊

2020年米作り〜稲苗土づくり編〜

私の地元では、GWは「遊ぶ期間」ではなく「農作業を手伝う期間」でした。

幼い時は苦痛に感じる時もありましたが、今の私はこの時期、時間が好きです😊

なぜなら地元のおじちゃんおばちゃん達と交流できるから。

稲を作る過程を何度も復習できるし、おばちゃん達から郷土のお菓子も振る舞われます。

これは「あくまき」と呼ばれるお菓子。端午の節句🎏で作られるもので、餅米を灰汁につけたものを竹の皮に包んで煮ます。

冷めたらこのように切って、きな粉や砂糖醤油で食べます。

私はこのお菓子がGW辺りになると無性に食べたくなります。

いつかは自分で作ってみたい…。でもとても手間がかかるんですよね。おばちゃん達に脱帽です。

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