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マルタカ菜園的”スマート農業”

みなさん”スマート農業”をご存知ですか?

スマート農業とは、ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を推進している新たな農業のことです。

農林水産省「スマート農業とは、どのような内容のものですか。活用によって期待される効果を教えて下さい。」https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/17009/02.html

うちの圃場の場合、ロボットの活用は難しい環境です。でも情報通信技術を活用し、データの蓄積と作業効率アップを目指しています。

これらセンサーとチップを組み合わせ、Raspberry Piなどでプログラムを組み、現在試験的にデータを取得しています。

昔はこれを人手や感覚を頼りに農業をしていました。

では今はこれで楽に作業ができるかと言われれば、全く違うのが農業です。

データが揃っても、それをどう活かしていくかは農業者の力に大きく左右されます。知識や経験がものを言うのです。

このデータ取得から、もっと先の行動まで機械に頼れるようになれば作業効率が良くなります。

管理作業に追われる日々から、美味しい野菜の提供方法を考えたり農業経営の時間に回せると、より良い農業を営み、消費者により良い食べ物を提供できると考えています。

このセンサーなどは今後も少しずつアップデートしていく予定です。

直売所向け野菜〜ニラ編〜

まだ試験的な栽培ですが、ニラに挑戦しています。

ニラは切ったらすぐ伸びてきてくれてありがたいのですが、栽培中の害虫対策と調整作業がちょっと大変…

慣れればすぐなのでしょうけど、1つ1つ毟っていくのも一苦労ですね。

うちの場合、ニラにはスリップス(アザミウマ)という虫がついて、葉の汁を吸い、白い斑点をつけてしまいます。

すると商品として売れなくなるんです。

見た目の問題と酷くなると食感も悪くなるからお客様には出せません。

お客様に美味しく食べてもらえるレベルになったら出荷する予定です。

梅 実る

庭の梅の木には実がなり始めています。

スーパーには梅干しや梅シロップ作りの材料がずらりと並んでいるので、そろそろだなぁと思ってはいたのですが。

昔、梅を取る際はまず木の下にブルーシートを敷き、長い竿竹でバンバン木を叩いて落ちてくる梅を拾う方法で取っていました。

迫家は下が坂道なので転がってしまい、その方法が使えません。

皆さんどんな方法で取るんでしょうね?

いつかは梅シロップ作ってみたいなぁ…と思いながら、今年も見つめるだけになりそうです。

梅雨入り

写真は畑に咲く野花

5月30日に梅雨入りでした。

去年は梅雨前半晴れ間が多かったような覚えがありますが、今年は比較的雨が多い予報みたいですね。

昨日は種まきしながら近くでカエル🐸の合唱聞いていました😊

近年の水害を考えると、今年の梅雨はシトシト雨で過ぎて欲しいと願わずにはいられません。

移植後の様子

12月下旬に植えたパセリ。

ある程度大きくなったところで別のハウスに移植しました。

ようやくここまで育ってくれました。良かった❗️

現在はうどんこ病が入ってきています。気をつけて生育を見守りたいと思います。

農場での1枚

朝、ふと頭上で声が。

ピチピチ賑やかな声だったので見上げるとツバメの親子でした。

もうお母さんと変わらない大きさの子供達のようですが、まだまだ甘えてエサをもらっています。

私もお母さんのように頑張っていこうと思う時間でした。

こうやって見ると、五線譜と音符みたいで楽しいですね😊

試験栽培〜イタリアンパセリ編〜

ずっと気になっていたイタリアンパセリ。

昨年は苗作りで失敗したのですが今年は育ったので移植しました。

ちょっとタイミング逃して葉が黄色くなってきてますが…😂

正直、イタリアンパセリは売れません。直売所で売れ残っている物もよく見かけます。市場でも引合いはあまりありません。

ただ、私がパセリを極めたい気持ちとイタリアンパセリも好きだから育てたい気持ちで作ります。半分趣味です。

お金にならない事は無駄かもしれませんが、知恵や経験は得られます。今の私には必要なことです。

考察〜サンチュの病気編〜

今日は真面目に考察記事です。

現在、サンチュなどを育てているハウスは昨年後半から借りているハウスです。

そこを草や側面にはみ出したツタなども取り、数回耕し、散水も何度か行い現状に至ります。

草は取っても取ってもまだまだ生い茂るので仕方ないとして、作物が育つ状況なのかはわかりませんでした。

ひとまず植えてみようとチャレンジしてみて、上手く育つ場所と病気になる場所が出てきました。

サンチュはまだチャレンジし始めて間もないので、病害虫も勉強しながら育てています。

病気だろうと調べてみても、ざっくりしか情報が出てこない…。

そこで主人が予測を立て、EC値を測りました。

電気伝導率(EC)は、水中での電気の通しやすさを表す指標で、導電率ともいいます。 そのは、電気が通りやすいほど大きく、電気が通りにくいほど小さくなります。 水に溶けたときに陽イオンと陰イオンに分かれる物質(電解質といいます。)の量が多いほど、ECは大きくなります。

新潟市保健衛生部衛生環境研究所

するとかなり肥料成分が多いことがわかりました。

花や野菜を育てた経験がある方で肥料をやり過ぎて枯らしてしまった経験はありませんか?

私は小学校で育てていたサルビアか何かの花をこれが原因で枯らしてしまった事があります。

それと同じ事が起こっているのではないかと推測しました。

肥料成分が多い場合、緑肥を施し持ち出す作業を行う場合があります。

たい肥と緑肥の利用推進(愛知県農林水産部)https://www.pref.aichi.jp/nogyo-keiei/jizoku/taihi.pdf

ただ、今回はおそらくハウス全体ではなく、ピンポイントで肥料過多になっている場所がありそうです。

今後の状態を見ながら今後の作物選定、栽培を考えていきたいと思います。

芽吹き

パセリの芽🌱

次のパセリも来年の春まで頑張ってもらうために丹精込めて育てます。

今年は苗を移植した分より種まきした方が多くなりました。

苗が小さなときに病気で弱り移植が難しい分があったからです。

最近のコロナ疲れに私達もやられ気味ですが、なんとか踏ん張って頑張るしかないですね。

パセリ董立ち

今年もついにこの時期になりました。パセリの董立ち。

董立ちとは、花を咲かせる花茎(董)が伸びてくることを言います。

パセリはこのあとしばらくすれば頂点にある蕾が花開き、種をつけ、一生を終えます。

今年は例年よりも遅い董立ちでした。おそらく暖冬の影響だと思われます。

すでに次の世代の種まきは始めています。パセリの世代交代です。

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