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九州農政局若手職員の方と研修

12月初旬に九州農政局の若手職員さんが研修に来られました。

当日はマルタカ菜園がどういった思いで農業をしているのかをお伝えしたり、国のフォロー体制について説明していただいたり、お互いの意見交換を行いました。

またパセリ収穫体験やラディッシュの収穫・調整作業などをしていただきました。

初めて見るパセリ畑、ラディッシュ畑に少し驚きつつ、一生懸命作業をこなしていらっしゃいました。

将来の鹿児島の農業振興に少しでも貢献できるよう、私達も頑張っていきたいと思いました。

2021年8月の長雨、作物への影響

記録として8月の長雨について書いておきたいと思います。

それまでも朝や夕方にスコールのような通り雨が降ることはありましたが、2021年8月11日〜20日ぐらいまで梅雨末期のような豪雨が鹿児島市吉野町には降り続けました。

2021年の季節の移り変わりは例年より様子が違って、5月GW直後からの梅雨入り、6月は晴れる日もありましたが、少し梅雨明けが早いぐらいで例年以上に降水量がありました。

おかげでメイン作物のパセリの生育が悪く、そのまま真夏の暑さになり根が弱り、また害虫ヤサイゾウムシの幼虫の食害もあり、半分近くの株が枯れてしまいました。

そしてお盆向け出荷でバタつく11日頃から、線状降水帯の影響でずっと雨が降り続く日々が始まります。

昼間なのに夕方かと思うほど暗い時間もありました。その影響で今度は8月上旬に植えたラディッシュの生育が悪くなります。

日照不足でヒョロヒョロ。ある程度大きくなれば膨らみますが、それでも綺麗な丸形にはなりません。

うちだけではなく、地元地域でよく栽培される軟弱野菜(小松菜、水菜、青梗菜など)や他の作物も日照不足、病害虫で良い物が出来にくくなり、野菜の高騰へと繋がりました。

8月末現在、ほうれん草や水菜などはスーパーで298円税抜、小松菜でも180円前後だったり、量が少なかったりしています。

ニラは少しお安く、パセリはほぼ横這いです。

台風10号の被害

皆様の地域では台風10号の被害はどうでしたか?被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。

うちの地域は雨はそこまでなかったものの、暴風で夜はなかなか眠れないほど窓への風圧、音が凄まじかったです。

朝一で点検に行きましたが、道路周辺の木々は枝や葉が散れて、やっぱり台風が通ったんだなと思い知らされました。

畑に来てみると思ったほど被害はなく安心しました。

ただ、1棟だけビニールが破けてしまいました。補強型なのでいつも剥がずにいますが、古くなったビニールなので仕方ないですね。

まだ停電などの被害が続いている方もいらっしゃるようです。1日も早く日常に戻れますように。

開墾2020年9月

4月に大きな木の根を掘り返していた土地。

仕事の合間に少しずつ掘り起こしてようやくここまで来ました。掘り起こした木の根は硬いしすぐには燃えないので、しばらく乾燥させて処分しています。

3年ほど前までは林だったこの土地。ここまでかなり手間はかかっているのですが、この手間がいつか実をむすぶといいなぁ。

栽培したい野菜などもいくつか考えています。ワクワクしつつも土の状況次第でこれは変わってきそうです。

とりあえず作業は進めつつ、様子を見ます。

秋冬向け野菜の植え付け

怒涛の8月も今日で終わりですね。

今年の夏は学びの多い夏でした。失敗をいっぱいしました。

そこから挽回する為に必死で頑張ることになりました💦

でもやれることを実直にコツコツするしかありません。

ここのハウスはまた秋冬向けの直売所向け野菜を植え付けます。

また失敗するかもしれません。でもまた頑張ります。

夕方にはご褒美の夕焼け空が見れました。明日から明々後日にかけて台風の影響がありそうです。

被害が出ないことを祈りつつ🙏✨

水没したハウスの対策

7月の豪雨で水没したハウスです。

このハウスの左側は耕作放棄地で竹が生い茂り、ハウスの中まで侵入してくるようになりました。

その影響もあり水が侵入しやすい状況となり、豪雨がとどめを指した感じです。

ハウス横から水の侵入を防ぐため、畔シートを入れ、土を固めながら元に戻します。

しばらく病気が心配ですが、水没だけでも改善してくれる事を祈ります。

ネコブセンチュウ対策の緑肥

パセリの病害虫にネコブセンチュウがあります。

ネコブセンチュウとは名前の通り、根にコブができます。線虫がコブを作り、根から栄養や水分からの吸収を阻害します。

パセリはどうなるかと言うと、栄養、水分が吸えないのでどんどん弱り、最後は枯れたり、腐ったりします。

ネコブセンチュウ対策としては、土壌消毒が有効なのですが、今回は緑肥を使ってみました。

タキイ種苗のナツカゼです。意外とお値段しましたが、効果に期待して購入してみました。

来年の植え付けでこの効果が現れてくれるといいなぁ。

限界を知ること

パセリの病害虫で悩ましい日々を送っていた私ですが、主人はというと

意外と平気な顔をしていました。なぜなのか聞いてみたところ

「就農してまだ間もない頃はこの比じゃないぐらい病害虫でやられたから」

とのこと。

以前は有機栽培でパセリ、ラディッシュ、他の葉物野菜を作っていた主人ですが、様々な経験や知識から今の形になったそうです。

私にとって今年の状況は、就農して1、2番目ぐらいの病害虫被害です。正直落ち込んでいました。

でも経験して底を知り、学ぶ事もあるのかなと、主人の言葉を通して考えました。

まだまだ戦いの最中なのですが、自分の出来る事をコツコツやっていくしかないですね。

ヒョウタンゾウムシとの戦い、ふたたび

最近パセリの元気のなさが気になり、天候以外に原因があるのではないかと思っていました。

引っこ抜くと、根がボロボロに腐れています…

よーく見ると、なるほど、うすうす気付いてはいたけどお前だったのかー!

はい、ヒョウタンゾウムシです。

コケの上にちょこんと幼虫が見えますね。しかも2匹も😭土の中にもいます。

確信したと同時に、まだキミとの戦いは続くのか…とガックリ。

頭の痛い問題です。

私たちはなるべく農薬は使いたくありません。

農薬登録がされてる天敵昆虫などいてくれれば入れてみたり…。

うちの周りでヒョウタンゾウムシの天敵と言えば、鳥ぐらいでしょうか。

人の手で、1匹1匹潰していく方法以外に良い方法があればいいのですが。

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