月: 2020年7月 (1ページ目 (2ページ中))

ネコブセンチュウ対策の緑肥

パセリの病害虫にネコブセンチュウがあります。

ネコブセンチュウとは名前の通り、根にコブができます。線虫がコブを作り、根から栄養や水分からの吸収を阻害します。

パセリはどうなるかと言うと、栄養、水分が吸えないのでどんどん弱り、最後は枯れたり、腐ったりします。

ネコブセンチュウ対策としては、土壌消毒が有効なのですが、今回は緑肥を使ってみました。

タキイ種苗のナツカゼです。意外とお値段しましたが、効果に期待して購入してみました。

来年の植え付けでこの効果が現れてくれるといいなぁ。

限界を知ること

パセリの病害虫で悩ましい日々を送っていた私ですが、主人はというと

意外と平気な顔をしていました。なぜなのか聞いてみたところ

「就農してまだ間もない頃はこの比じゃないぐらい病害虫でやられたから」

とのこと。

以前は有機栽培でパセリ、ラディッシュ、他の葉物野菜を作っていた主人ですが、様々な経験や知識から今の形になったそうです。

私にとって今年の状況は、就農して1、2番目ぐらいの病害虫被害です。正直落ち込んでいました。

でも経験して底を知り、学ぶ事もあるのかなと、主人の言葉を通して考えました。

まだまだ戦いの最中なのですが、自分の出来る事をコツコツやっていくしかないですね。

ヒョウタンゾウムシとの戦い、ふたたび

最近パセリの元気のなさが気になり、天候以外に原因があるのではないかと思っていました。

引っこ抜くと、根がボロボロに腐れています…

よーく見ると、なるほど、うすうす気付いてはいたけどお前だったのかー!

はい、ヒョウタンゾウムシです。

コケの上にちょこんと幼虫が見えますね。しかも2匹も😭土の中にもいます。

確信したと同時に、まだキミとの戦いは続くのか…とガックリ。

頭の痛い問題です。

私たちはなるべく農薬は使いたくありません。

農薬登録がされてる天敵昆虫などいてくれれば入れてみたり…。

うちの周りでヒョウタンゾウムシの天敵と言えば、鳥ぐらいでしょうか。

人の手で、1匹1匹潰していく方法以外に良い方法があればいいのですが。

4月並みの気温でした

朝から雨の降り続く1日でした。

最低気温は19.5℃、最高気温も22℃で札幌よりも低かったとか。

昨日今日と梅雨寒となり、ちょっとだけこの夏が心配になります。

でも他の地域を見ていると、暑い場所もあるようで、冷夏かも?という心配は取り越し苦労のようですね。来月には暑い暑い!と言ってそうです😆

リビングかごしま7月11日号にて

リビングかごしま7月11日号にて「かごしま特産品ねっと」のお知らせが掲載されていました。

写真の中央にはなんと、うちの「かごしまパセリのディップ」が♪ありがたいことです😊

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こちらの記事からもどうぞ👇

どんどん鹿児島!かごしま特産品応援キャンペーンhttps://marutaka-saien.jp/?p=1467

鹿児島県内のおいしい特産品がたくさん掲載されていますよー!

梅雨の晴れ間

朝方スコールのような雨も降りましたが、久しぶりにお日様が顔を出した1日でした。

ここしばらく梅雨空でまともにお日様を見ることがなかったので、とても嬉しい1日でした。

作物もいきなり日光を浴びてちょっと驚いているような様子でしたが、しっかり浴びて光合成をして、元気になってくれればなぁと思っています。

ここ最近の夕方、雨が止んでいると少しだけ聞こえていたのですが…

今日はセミのヒグラシがしっかり鳴いていました。

もうすぐ夏本番だよ!って教えてくれています。

梅雨明けが待ち遠しく思います。

大雨の影響

長雨、しかも大雨の日々が続いています。

大変な被害に遭われた場所もあり、ニュースを見ては言葉にならない思いでいます。

被災された方々にお見舞い申し上げます。1日も早く日常を取り戻せる事を心からお祈りしております。

さて、私たちの圃場も大雨に見舞われています。

鹿児島市吉野町は高台にあるため、それほど水害などには遭遇しにくい場所です。

しかし、あまりにも大量の水分を含んでいるらしく、ハウス内にも侵入してきています。

本当ならもう少し水捌けは良いのですが、事情がありハウス隣を掘ったところこの有様です…。

仕方ないとはいえ、このハウスはしばらく使えそうにもありません。

栽培している作物も日光を浴びないせいか元気がありません。病気も入りやすくなっています。

鹿児島では毎年恒例の梅雨末期のお天気ですが、さすがに太陽が恋しくなってきました。

早く梅雨が明けて欲しい今日この頃です。

床づくり

梅雨時期は地味な作業が続きます…。

先日は床づくりを行いました!堆肥を入れ、耕し、ふかふかな土にして機械で床を作ります。

このあとパセリを播種していきます。

なぜ床を作るかというと、色々理由はあるのですが、1番は病気対策です。

パセリには軟腐病やうどんこ病、根っこには線虫がついたりと色々病気が発生します。

高畝にすることによって、湿気が籠る状態を避けて病気が発生しにくい環境を作ります。

それでも病気になることもあるんですけどね。

なんとかまた育って欲しい!

堆肥を施す

パセリの種まきを行う予定のハウスで堆肥ふりを行いました。

畝立てをする予定なのですが、通路部分に堆肥を施すと通路部分の堆肥はパセリに吸収されず残る可能性があります。

露地栽培の場合はここまで気にする必要もないと思います。

私たちの圃場はハウスなので、全面に堆肥を振ると数年後に明らかに土壌の肥料成分が変わってきます。

肥料成分がところどころで変わったりすると後々栽培するときに生育に差が出たり、病気になりやすくなってきます。

そのため、通路部分には振らず、土壌に負荷もかけないようにしていきます。

この堆肥は有機栽培でも使える堆肥を使っています。環境に配慮しながら、営農していくことが大切だと思っています。

コロナに負けない

鹿児島で新型コロナウイルスによるクラスターが発生して、多くの方が感染されてしまったようです。

感染者の方々が一日も早く回復されること、感染者が増えないことをお祈りしております。

私たちが作っている作物はよく飲食店で使われる特殊野菜です。つまものだったり、美味しいお料理を引き立てる野菜です。

それゆえ、私たちも少なからず影響を受けます。他の業者さんにも大きな影響があると思います。

なんとか、なんとか、雑草のごとく、たんぽぽのごとく、しぶとくたくましく生き抜いていきたいと思います。

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