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当菜園では「減農薬・減化学肥料栽培」はもちろんのこと、環境保全型農業と呼ばれる環境に負荷をかけない野菜栽培に取り組んできます。
また安心安全を第一に殺虫剤の代わりに天敵昆虫を利用したり、殺菌剤の代わりに天然の拮抗菌を使ったりと自然の力を利用した栽培方法も積極的に取り入れています。(一部有機農業)

【事務所】
〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町6183 マルタカ菜園 米神農場
※日中は圃場に出ていますので不在です。ご連絡はお問い合わせページよりお願いいたします。

【米神圃場】
鹿児島市吉野町6183

【トラサコ圃場】
鹿児島市吉野町5415


《当菜園の取り組みをご紹介します》

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【 土作りに関して 】
• 本来の土の力を引き出す完熟堆肥を中心とした施肥が基本。
• 定期的な土壌診断で物理特性や科学特性の把握。
• 施肥毎に簡易診断(EC測定)を行い過剰な施肥を防止。
• くん炭等多孔性炭素材を使った通気性や保水性の改善。
• 天然資源であるゼオライト等を使った保肥力増進と土壌比重の改善。
• 土着菌・BM菌・VA菌根菌など有用微生物の積極的な利用。
• ソルゴーやライムギ緑肥による腐植物質の補給及びC/N比調整。
• 定期的に深耕機を使い土壌の物理性改善。
• 米ぬかを主体とした自家製のぼかし堆肥の製造と利用。

【 栽培技術に関して 】
「パセリの長期穫り」
一般的に夏穫りと冬穫りの年2作ですが、生育ステージに合わせた肥培管理と病虫害管理を徹底することで1年の長期にわたり収穫が可能。育苗に6ヶ月かかるので単位面積当たりの収穫量が増加。
「ラディッシュの品種リレー」
常に新しい品種の試験栽培等を実施しています。その中で気温・湿度・日照時間等を考慮し季節毎に優良品種を選定。それらをリレー栽培することで一年を通して安定した品質のラディッシュを提供できるようになりました。
「汁液診断の実施」
作物の葉柄汁液から硝酸態窒素の簡易分析を適時実施。追肥、葉面散布、日照量等の調整を行います。

【 IPM関連での取り組み内容 】
• 夜蛾類が嫌う波長(545nm)の光を出す黄色灯の利用。
• 薬剤散布ではなく害虫の性フェロモンを使った被害抑制技術。
• 特定の色を好むという害虫の習性を利用した粘着トラップ。(害虫の行動様式に基づく物理トラップ)
• 反射テープ(太陽光反射)による害虫の行動かく乱。
• 高畝栽培及び循環扇利用による湿度管理。
• 防虫ネットや紫外線カットフィルムによる害虫の侵入抑制。
• 天敵昆虫による害虫防除と発生予防。
• バンカープランツを利用した圃場内生態系の構築。
• 安全性の高い微生物薬剤の積極的利用。
• 薬剤抵抗性を獲得させないための天然由来物質を使った防除。
• 化学農薬を使う場合は、他に影響の少ない選択制の強い薬剤を使用。
• マリーゴールド等の抗線虫植物の利用。
• 太陽熱・蒸気・土壌還元等による土壌消毒への取り組み。

【 その他 】
•「静電噴口の導入」
噴霧器にプラスの電圧をかけ霧をマイナスに帯電させることで、霧自ら作物に回り込むように吸着し、薬剤の散布ムラ防止と散布量低減が可能になりました。
•「気温/地温/湿度/水分量のモニタリング」
気温や地温の変化を常時センサーで監視しています。また定期的な湿度、土壌水分の調査データ等も利用し、生育や肥料効果のシミュレーションを行い肥培管理に役立ています。
•「燻炭釜の導入」
籾殻の燻炭を自家製造しています。これにより安定的に燻炭を利用することができ、マルチングや土壌炭素補給、多孔質資材として活躍しています。
•「黄色灯の導入」
波長(545nm)の光を出す黄色灯を夜間点灯することでヨトウ蛾など夜蛾類の飛来を押さえます。
黄色灯の効果を検証したプロジェクト活動を行い、平成18年の全国農村青少年教育振興会長賞を受賞しました。

平成18年 全国農村青少年教育振興会会長賞
「生物的防除と物理的防除の組み合わせによる減農薬栽培への取り組み~安全・安心な野菜をとどけるために~」

http://agrin.jp/hp/sun/taikai/index_02.html#p05

【 受賞/掲載 】
• 平成16年 鹿児島県青年農業者会議 最優秀賞 受賞
• 平成17年 鹿児島県青年農業士 認定
• 平成18年 全国農村青少年教育振興会長賞 受賞
• かごしまの情報誌 Leap – 2010年 2月号 No.232
http://www.leapleap.jp/modules/tinyd3/index.php?id=66